読書感想文と同じくらい宿題で大変なのが自由研究ですよね。
ついつい先延ばしにしていたら、もうすぐ夏休みも終わってしまう時期。
小学生の時とは違って、工作的なものからより本格的なものが
求められているプレッシャーもあって、何にすればいいのか
戸惑うことも多いことでしょう。
提出するレポートにしても、ただの感想ではなくきちんとしたものを作成したいものです。
とはいえ焦るばかりでネタが無いのは困りものです。
そこで今回は、理科的なものと社会的なものを合わせて紹介していきたいと思います。
理科や社会で習った内容を活かせるものや
少し調べればそこから考えを巡らせることができるものがあるので参考になればと思います。
自由研究ネタに困る中学生必見!一日で終わる研究テーマ5選!!
○昔と今の教科書の違いを比べてみる
具体的な例を出すなら、習う時期によって円周率がかわっていた時期がありました。
3.14として計算する世代と3で計算する世代があったのです。ちなみに私は3.14でした。
他にもピラミッドは奴隷が作っていた説から公共事業だった説も
考えられるなど、数年違うだけで実は教科書の中身はいろいろ変化しています。
戦後の教科書と現代の教科書はさすがに資料を集めるのが大変ですから
ここ数年のものを比較してみるのはどうでしょう。
少し年の離れた兄弟や、まだ当時の教科書を持っている人のアテがあれば
おもしろい成果が期待できると思われます。
○将棋について調べてみる
中学生棋士の藤井聡太4段が話題になったり
羽生善治さんが永世七冠を達成するなど、将棋界が最近注目されましたよね。
その他にも動画サイトでは普段から対局の中継をしていたり
人間とコンピューターで対戦をする電王戦が繰り広げられていたりと将棋は盛り上がっています。
日本独自のゲームである将棋ですが、その起源はチェスと同じだったりします。
元になったゲームとは何か。将棋の歴史はどうなっているのか。
プロになるためにはどうすればいいのか。
調べるとおもしろそうな着眼点は多いことでしょう。
○家にあるもので10円玉をきれいにしてみる
理科の授業で、酸性、中性、アルカリ性を習ったと思います。
家にある醤油、水道水、お茶などの液体を使ってみたり
野菜を使って磨いてみるなどの方法を使った結果
10円玉がきれいになったのは何だったのか、どういう方法で
きれいになったのかをレポートとして仕上げてみるのも良さそうです。
よくあるのは酸性のレモンを使ったものですが、それ以外の
他のもので代用できないのか試してみるのも楽しいと思います。
○自分の体積を図ってみる
お風呂にめいっぱいお湯または水を張ってその中に潜りましょう。
少し節約するなら、自分が湯船に入った状態で
いっぱいになるまで水を入れた後、自分が出れば良いでしょう。
お風呂の容量を調べるなり聞いたりして、自分の体重分
減っているのか確かめるのもおもしろそうです。
お風呂に張る時に量を図りながら入れて、入り終わってから
図りながら水を出せば正確に図れるのではないかと思います。
正確なリットル単位なら最高ですが、風呂桶何杯分などの図り方でも良いです。
○相撲の歴史について調べてみる
新人をいじめていたりと不祥事の絶えない相撲界ですが
だからこそ調べてみる価値があると言えます。
なぜここまで閉鎖的な業界なのか、国技と呼ばれている理由は何か。
調べられそうなことは多いでしょう。
あまりネガティブなことばかり調べるのも気が滅入るので
誰でもあの体格になれるのか、どうすればあの体格になるのか
どれくらいの力が出るのかなど、力士の持つパワーに注目して楽しんでみてください。
自由研究ネタが見つかったら!中学生用レポートの書き方を細かく伝授!!
レポートは感想文とは違い、より細かくはっきりとしたものが求められます。
書く内容は
・なぜこのテーマを選んだのか
・行動に移す前に、どのような結果になると予想するのか
・どういうやり方をしたのか
・わかった結果
・感想
を押さえて書くと良いでしょう。
○なぜこのテーマを選んだのか
あなたがどういったことに興味を持ったのかを書いていきましょう。
例えば教科書の違いを見ることをテーマにしたのなら
「自分には兄弟がいて、同じ学年でも違うところがあったのが気になり
数年だけでどんな変化があったのか知りたいと思った」
こんな感じでしょうか。
書く内容は具体的な程良いですが気になった素朴な疑問だったりすることも多いので
あまり神経質になることはありません。
○行動に移す前に、どのような結果になると予想するのか
選んだテーマに対して、調べる前の自分なりの考えを書いてきましょう。
ここではあくまで自分の考えなので、偏見がかなり入っていても問題ないでしょう。
力士の体型に関してなら
「ちゃんこばっかり食べてるイメージがあるので、ちゃんこにはそういう
体型になるようなものばかり入っているのではないか」
こんな感じでしょうか。
○どういうやり方をしたのか
実際に調べた方法や参考文献などを書くと良いです。
使った道具も一緒に紹介してあげましょう。
なぜこのような結果になったのかも一緒に書くとよりレポートに深みが増します。
結果に対する考えは「考察」という、別の項目にしても良いです。
○感想
最後に全体を通しての感想を書けば完成となります。
自由研究をする前に考えていたことと比べてどうだったのか
やってみて大変だった点など、思い出を振り返るように書けばきっと書けるでしょう。
まとめ
実際の研究は準備も作業も面倒に感じてしまうものですし
その後のレポートや感想は私自身とても苦手としていたので
今課題として作らなければいけないあなたの大変さはわかります。
ですがレポートの書き方なんかは、こうして書くべきことを
リスト化してみると意外と書けそうな気がしませんか。
動画サイトで調べると出てくる凄いものを見ると
自分もああいったレベルのものを仕上げなければいけないのかと
プレッシャーに感じてしまうかもしれませんが、ここは気楽にやっていきましょう。