カーペットの洗浄って、どうやってますか?
掃除機をかける、粘着テープをコロコロかける、はたまた消臭スプレー、日干しだけする…などなど
さまざまな方法がありますが、やっぱり丸洗いしたくなりませんか。
日々のお手入れをいくらやっても、やっぱり丸洗いしないと清潔とは言えないし、
気分的にもサッパリしませんよね。
カビが生えているケースだってあります。そこで、カーペットの丸洗いにピッタリなのが、
コインランドリーなんです。
よくご家庭で使われる2畳タイプのカーペットなら、12~15キロ級の洗濯機で洗えます。
乾燥機も含めて、
だいたい1200~1300円でできるのでクリーニングに比べると半額くらいで済みますよ。
コインランドリーで2畳分のカーペットの洗い方は?
家庭やコインランドリーの洗濯機では洗えないカーペット(カーペットを傷めてしまう)も
あるので注意してください。
コインランドリーに行く前に、必ずカーペットの洗濯表示タグや商品タグを確認しましょう!
【コインランドリーOKのカーペット】
◎タグに「洗濯機洗い可」の表示にあるもの
(裏地がグレーのカーペットはたいがいOKのようです)
【コインランドリー不可のカーペット】
×洗濯表示タグ「ドライクリーニング」と記載
⇒水洗いしてしまうと生地が傷む
×ペルシャ絨毯
⇒色落ちやツヤがなくなる危険性あり
毛並みが変化する品質変化が起きる
×ウール・シルク素材のカーペット
⇒裏地と表地のつなぎ目が劣化してほころんだり
生地が傷みやすい
※洗濯機不可のカーペットは、クリーニング屋の
ドライクリーニングが最適です
【洗濯機不可のカーペット・失敗体験談】
▲カーペットが色落ちしてボロボロになってしまった
▲ラグを衣類と一緒に入れたらラグに色が移ってしまい捨てたことがある
▲何も考えず洗濯槽に入れて洗ったら、毛羽立ちが目立ってしまった
▲洗濯表示を見ておらず、色が抜けてしまい、毛足が縮んでしまった
▲高温で乾燥にかけたので目が詰まって縮んでしまった
【注意しながら洗濯している上級者の体験談】
- あまりにもひどい汚れが付いているときは、自宅でその部分を洗ってから持っていくようにしている
- 毛がボサボサになった経験があるので、洗剤等は専用のものを持参して使っている
- ランドリーのうち壁に貼り付けるように入れ、さらに他の洗濯物よりも多めに柔軟剤や洗剤を入れると、仕上がりがかなり違ってくる
コインランドリーで2畳分のカーペットの入れ方は?
洗濯槽にポイッとやみくもに入れるのはカーペットを傷めるなど、トラブルのモト。
カーペットの入れ方をご紹介しましょう。
【カーペットの洗濯槽に入れる際のポイント】
★コインランドリーに行く前に自宅でゴミを落とす
カーペットを叩いたり掃除機をかけたりするなどして、
できるだけゴミを落としてからコインらドリーに行きましょう。
ゴミがついたまま洗うと、汚れが十分に落ちないし、
洗濯槽の中にゴミが散らばって次に使う人の迷惑になってしまいますよ。
★洗濯槽の容量を確認して洗濯機に入れる
カーペットが洗濯漕の3分の2程度に収まるくらいの容量の洗濯機を選びましょう。
洗濯機の容量に対してカーペットが大きすぎると、水が十分入らず、すすぎが足りなくなって
洗い流しが不十分になってしまいます。
最悪の場合は、動作トラブルを引き起こす要因にもなりかねません。
2畳のカーペットなら洗濯機の容量は12~15キロ級が合っています。
★カーペットを軽く折りたたんで洗濯機に入れる
「屏風たたみ」がオススメ。その名の通り、屏風のように山折り
・谷折りにして折りたたむ方法です。
たたむとき、汚れた部分が外側になるように折りたたむのがコツ。
★洗濯ネットに入れるとさらに安心
カーペットは重さがあるので、まとめておかないと
洗濯中にバランスを崩して停止したり故障する危険性があります。
屏風たたみをして、さらに洗濯ネットに入れれば安心です。
洗濯ネットがない場合は、屏風たたみをしたカーペットを
麻ひもで数カ所しばると良いですよ。
【所要時間など】
洗濯はどの容量も約30分、乾燥は40~50分ほどかかります。
水分を吸ったカーペットは恐ろしく重くなりますから、
洗濯⇒乾燥の自動コースがオススメですよ。
料金は、洗濯&乾燥で1200~1300円が目安です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
毎日ゴロゴロしたり、小さいお子さんが寝転がったり肌にふれることがとっても多いカーペットは、
常に清潔を保ちたいですよね。
洗濯機で丸洗いできる素材のものなら、コインランドリーが安くて手軽です。
家の洗濯機では容量不足で洗えないカーペットも、コインランドリーならOK!
今のコインランドリーは、洗剤と柔軟剤が内蔵されていますので、
それらは持参しなくても大丈夫。
忘れてはいけない持ち物としては、「100円玉」です。コインランドリーに行く前に、しっかりゴミを払って屏風たたみにしたカーペットを持って行きましょう。