そろそろランドセルを購入する時期ですね。昔は、男子は黒、女子は赤、が定番でしたが、
時代の流れとともにランドセルの色もとりどりになってきました。
あまりにたくさんのカラーがありすぎて、ひとつに決めるのに困ってしまいますよね。
ランドセル選びのポイントは、「丈夫で軽い作り」であることが大前提となりますが、
6年間使うものですから、「汚れが目立たない」というのも注目したいポイントのひとつです。
汚れがあまり目立たない色はなにか、また、ランドセルが汚れたらどうしたら良いのかについて、
参考になりそうな事例をご紹介しましょう。
ランドセルの選び方のポイント! 汚れが目立つランドセルの色は?
まずは、ランドセルの種類を知ることから始めましょう。
傷や汚れがつきやすい素材など、メリット・デメリットが分かります。
<素材>
①クラリーノ(重さ1.1kg)
長所:軽い、雨や汚れに強い、手入れが簡単な人工皮革
短所:加工技術が優れたメーカー品のものでないと、
型崩れしやすく経年劣化に弱い
②牛革(重さ1.3kg)
長所:丈夫で型崩れしにくく、使い込むと風合いがで出てくる
牛革は、伸縮性があるため多少キズが付いても時間が経つと馴染む
短所:やや重い。
③コードバン(重さ1.3kg)
長所:上品な艶が特徴。コードバンは馬のお尻の革で、希少な素材。
牛革よりも硬く耐久性は抜群
短所:高額。光沢感がある分、キズが付いた時に目立ちやすい
<色選び実例>
実際にランドセルを購入した親子の口コミを集めてみました。
- 「水色」⇒娘の希望で水色を選びましたが、今は娘も後悔しています。
というのも、汚れがとても目立つからです。
- 「パステルピンク」⇒パステルカラーが流行っていたので
淡いピンクを選びましたが、汚れが目立たない濃い色の方が良かったと思います。
やはり、薄い色は濃い色に比べて汚れが目立ちやすいです。
また、とくに女の子のものは刺繍が入ったものが人気ですが、
刺繍を施すと革の耐久性や防水性を落とすことにつながるため、
全体ではなくワンポイント程度に抑えたもののほうがベターです。
ランドセルの汚れの落とし方! ボールペンは落ちる?
ランドセルを汚してしまった場合の家庭での汚れの落とし方をご紹介します。
<鉛筆の汚れ>
やわらかめの消しゴムで、やさしくこすってください。
キズがつく危険性があるので、あくまでやさしく、がポイントです。
<水性ペンの汚れ>
水性の汚れは、水拭きすれば大抵取れます。
それでも取れないものは台所用の中性洗剤を
布に付けて拭いてください。
<ボールペン>
染み抜き用のベンジンが効果的です。
ドラッグストアで入手できます。
綿棒にベンジンをつけて、汚れた部分をなぞるようにして落とします。
<油性ペン>
調理用のサラダ油などを綿棒に染み込ませて、
落書きに沿って塗っていくと、油性ペンの油が浮いてくるので、
それを拭き取ります。
油性マジックと墨汁の汚れは、なかなか過程で落とすことが難しいです。
どうしても汚れを落としたい場合は、メーカーによって保証がありますし、
購入したお店に問い合わせるか専門の業者さんに問い合わせてみると良いでしょう。
まとめ
6年間使うものですから、色も妥協せず気に入ったものを選びたいですよね。
どうしても汚したくない場合は、透明カバーを着ければ、色がそのまま維持できます。
汚れてしまったり、色に飽きたら、カバーを着けてはどうでしょうか。
チェックや水玉、ストライプなど豊富な柄の種類のカバーがありますし、
ランドセルを買い替えることを考えれば安いものです。
着替える感じでカバーを着け外しするのも楽しいですよね。
いずれにしても、お子さんと話し合って納得いくセレクトができることを祈ります。