大勢の人が集まる職場に人間関係はつきものです。
苦手だと感じる人や、接し方がわからないという人が、あなたにもいると思います。
中でも後輩が苦手だ、後輩にどう接していいのかわからない、
こんな風に思っている人は意外と多いのでは?
後輩に泣かれて困ってしまった、こんな経験をした人もいますよね。
でもちょっと見方をかえるだけで、苦手意識って無くすことができるのです。
苦手意識の無くし方とすぐに泣く後輩への接し方を一緒に考えてみましょう。
職場の後輩の接し方講座!まず後輩=苦手という意識を変えてみよう!
あなたはなぜ後輩社員が苦手なのでしょうか?どんな時に苦手だと感じますか?
年下だから。世代の違いを感じるから。何の話をしていいのかわからないから。
理由は色々ありますが、年齢を意識しすぎていませんか?
確かに世代間のギャップというものはあります。
私の体験ですが、1歳違いの後輩が入ってきた時には特に世代間の
ギャップは感じませんでした。それが2歳年下の後輩が入ってきた時には
新人類!と感じ、5歳離れた後輩はもう宇宙人!と感じたことがありました。
でもそれは後輩たちのキャラクターであって、仕事に対しては
多少の差はあれみんな真面目に取り組んでいました。
仕事に支障がない限り、私はその後輩たちのキャラクターを楽しんでいましたよ。
自分は年上なのだから後輩にはこうあるべきだという後輩に対する
自分のあるべき姿を意識しすぎていませんか?
また後輩は先輩にはこうあるべきだと、理想の後輩像を描いていませんか?
いわゆる思い込みですね。この際思い込みは捨ててみましょう。
後輩といえども、1人の社会人、会社の一員です。
他の同僚や上司に接するのと同じように、1人の社会人、
会社の一員として個性を尊重し、接してみてはどうでしょうか?
人を変えることはできません。でもあなたの意識を変えることはできます。
意識を変えることで、苦手だと思っていた後輩の見方や見え方も変わって
くるのではないでしょうか。
職場の後輩の接し方講座!すぐ泣く後輩に効果的な注意の仕方は?
注意をするとすぐに泣く後輩。泣かれると、どう注意していいのか
わからず困ってしまいますよね。
では、後輩はどうして泣いてしまうのでしょう?
まず今までの注意の仕方を振り返ってみましょう。
相手を傷つける言葉を使っていませんか?
「こんなこともできないの?」「今まで何やってきたの?」「やる気あるの?」
つい言ってしまう言葉だと思いますが、相手を傷つけ一気にやる気を削いでしまう言葉です。
イライラした自分の感情をぶつけていませんか?
注意をする時はまず自分が冷静になることが大切です。
イライラしたまま注意をすると、つい感情的になってしまい、頭ごなしにどなりつける、
大声を出してしまうなど、自分の感情をぶつけてしまうことになります。
命令口調になっていませんか?
「こうしろ」と命令口調で言われると、威圧的に感じて萎縮してしまいます。
「こうするといいと思うよ」「こうしてみたらどうだろう?」
というように、相手に問いかけるような言葉を使うと
言われた方も受け止めやすいと思います。
注意の仕方を振り返ってみても、上にあげたようなことはクリアできているという場合。
後輩の泣く理由を探ってみましょう。
自分がミスしたことがつらい。仕事ができない自分がつらい等、仕事に対する気持ちから
出てくる涙はやる気がある証拠。良いところを見つけて褒めてあげたり
話をよく聞いてあげたりして、フォローしてあげましょう。
元々、何かあるとすぐに泣く。
このタイプの場合はどんなに注意の仕方を工夫しても泣きます。
暑いと汗が出るのと同じ、生理現象だと捉える方がいいと思いましょう。
泣くなと言えば余計に泣く子供と同じなので、休憩室やトイレなど他の場所に連れ出して
落ち着くまで泣かせてあげるのがいいかと。
泣いている間は仕事になりませんからね。
まとめ
職場は1日の大半を過ごすところです。
できるなら快適な人間関係が望ましいですよね。
それでもどんなところにも、苦手な人は存在します。
自分を変えてまで、苦手な人とうまくつきあう必要はありませんが
ちょっとした見方、意識や接し方を変えるだけでずいぶん楽になることもあります。
苦手だった人とうまくつきあえるようになるといいですね。