まとまった連休に、親と離れて友達だけで一緒に旅行にいく。
高校時代の忘れられない思い出になることでしょう。
夜には家にいる普段と違ってワクワクしますよね。
夜行バスは料金も他の交通手段に比べれば安いので
限られたアルバイト代から出した自分のお金で行けそうというのも
親に頼らず自分の力で実行できるという点でなんだか1歩大人に近付いた気がします。
しかし親としては、自分の子供が深夜に出歩くのは心配です。
バスの車内とはいえ、何か気を付けることはないか気になりますよね。
そこで今回は、高校だけでバスに乗る際のことについてお伝えしたいと思います。
高校生だけで夜行バスは乗車できる?保護者の同意書は必要?
最初に結論を出しますと、高校生だけで夜行バスに乗ることは可能です。
ただ何かツアーで行くような場合には「未成年の方は保護者の同伴が必要です」と
案内がされている場合があるので、その時は残念ながら乗ることができません。
ですが「保護者の同意書が必要」ならば乗ることは可能なので
ツアーを選ぶ際にはそういったことに気をつければ良いです。
特にそういった案内が無い普通の夜行バスでは
中学生以上なら特に同意書などは必要とせず乗ることができます。
とはいえ何かあった時の為に、身分証となるものは持っていた方が良いです。
また、出来る限り同意書もあった方が無難です。
同意書があれば、乗れることがわかって次に出て来る不安
「バスを待っている途中に補導されてしまうのでは?」
が解消できるからです。
補導というのは目的もなく深夜徘徊している未成年を対象としたものですから
旅行という明確な目的があって
保護者の同意を得ているということが証明できればいいわけです。
堂々と同意書を見せて説明しましょう。
それでも疑う警察官には、家に電話して親に説明して貰うが効果的です。
高校生だけで夜行バスに乗る時に注意すべき〇〇とは?
夜行バスは当然夜に走るわけですから車内は静かで寝ている人が多いです。
そんな中で騒いでしまうのはいくら友達と一緒で気が大きくなっていたとしても避けるべきです。
そして狭いバスの車内とはいえ防犯には気をつけるべきです。
これは大人にも共通して言えることですが例えトイレなどのちょっとしたことでも移動する際には
財布携帯などの貴重品は肌身離さず持っておかなければいけません。
女子で集まって乗る場合には痴漢にも気をつければなりません。
こっちは数人だし大丈夫などと甘く見ないようにしましょう。
そういったリスクを減らす為に女子だけで行く場合には女性専用バスを使うのが一番です。
車内で少しでも快適に過ごす為に準備するものとしてはアイマスクや空気まくら、耳栓があります。
組み合わせることで何もしないよりも良く眠れます。
目深に被れるフード付きの服を着ていくのも良いでしょう。
横にならないと寝られないタイプの人がいる場合には
初対面の人に背もたれを倒して良いか聞くのが躊躇われるなら
友人間で前後に座れるようにするなど、席順を工夫して決めておくと良いです。
またバスの車内は乾燥しているので、水分補給用のペットボトルが必要となります。
そしていろいろな用途に使えるタオルも1枚はあると便利でしょう。
まとめ
少し前には夜行バスでの事故が頻繁に起こり話題になったとこがあり
安全性についてバス会社も体制を整えています。
ですから利用する際にはなるべく安全な会社を選んで利用することで
命を落とす危機から脱しましょう。
普段と全く違う夜を過ごすことで、楽しさと緊張があると思いますが
それもきっと後々楽しい思い出の1つになることでしょう。
目的地だけでなく、是非その移動も楽しんで旅行を満喫してください。