花粉症にかかっている皆さんは色々な症状に悩まされている時期がきましたね。
鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなど、辛いものばかりですが、
女性は特に、肌荒れに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
中には、首にニキビが出来るという症状もあります。
誤った対処法だと、最悪の場合、ニキビ跡が残ってしまうかもしれません。
今回は、そんな花粉症によって引き起こされてしまう、
首のニキビの原因と予防法、対処法をご紹介します。
花粉症の肌荒れで首にまでニキビが出来てしまう原因とは?
ニキビはできる場所もさまざまですが、原因も同じく複数あります。
では、花粉症の季節にできるニキビは一体何が原因なのでしょう。
これには、こちらの2つの主な原因があります。
・外気と肌の乾燥
・花粉の刺激
どうしてこれらが原因になるのか、解説します。
外気と肌の乾燥
花粉症のシーズンは外気が乾燥しています。
エアコンやヒーターを使う季節なので室内の乾燥も気になります。
そのような環境だと、当然、肌も乾燥状態です。そうした状態になってしまうと、
肌を刺激や異物から守ってくれている、皮膚のバリア機能が低下してしまうのです。
花粉の刺激
花粉によるアレルギー症状は、くしゃみや目のかゆみなど、
目や鼻に現れるのがほとんどですが、上に書いたように、
皮膚のバリア機能が低下した状態になると、花粉というアレルギーの原因物質は
肌に入り込みやすくなってしまいます。
弱った肌には、花粉は強い刺激になり、汚れや皮脂がたまりやすくなったことによって、
ニキビをつくってしまうのです。
花粉症の肌荒れで首にニキビが出来てしまった時の対処法は?予防法はある?
では、それをふまえて予防法をご紹介します。
・とにかく花粉に触れない
・肌の乾燥を防ぐ
この当たり前のことが、意外にできていない人が多いんです。
○とにかく花粉に触れない
まず、首のニキビを作らないためには、原因の元である花粉から肌を守ることが大切です。
ストールやマフラー、タートルネックを着用することによって、
花粉の付着を防ぐことができます。それでも肌に付着した花粉は、
帰宅後、シャワーを浴びてすぐに洗い流してしまいましょう。
○肌の乾燥を防ぐ
加湿器や、刺激の少ないスキンケア商品で保湿を心がけましょう。
また、充分な水分を摂ることも重要です。
暑い季節に比べて水分補給がおろそかになっていることが多いので、意識して改善しましょう。
それでもニキビが出来てしまった場合の対処法は?
・生活習慣で皮膚のバリア機能を回復させる
・ニキビ部分の洗い方に気を付ける
○生活習慣で皮膚のバリア機能を回復させる
実際にニキビができてしまった時の対処法ですが、
早く治すために弱った肌を元の状態に戻すこと、
つまり、皮膚のバリア機能を回復させるようにします。
皮膚と花粉を触れさせないことと、保湿は、予防と同じく対処法にもなるのですが、
他にも、睡眠をたくさんとり、偏った食生活は辞めて、栄養のある食事を心がけることで、
肌の機能を回復させることができます。
○ニキビ部分の洗い方に気を付ける
また、弱った肌に刺激は禁物です。
ニキビの皮脂を取りたいからといって、ナイロンタオルなどで強くこすって洗うのは避けて、
過度に汚れを落とさず、泡だけで優しく洗いましょう。
ニキビ部分を熱すぎるお湯で流すことは、肌の乾燥を促し、
ますますバリア機能を下げてしまうので、温度にも気をつける必要があります。
まとめ
花粉症によって引き起こされてしまう、首のニキビについて原因・対処法をご紹介してきました。
ニキビは厄介なイメージですが、最初から作らないよう予防することも出来ますし、
できてしまっても、正しい処置をすれば早く治すことが出来ます。
花粉症の季節が終わると薄着の季節。首元にニキビや跡を残さないよう、
しっかり対策しましょう。