あるテレビ番組で、今をときめく女優◯◯さんが
「洗濯物をたたむのが苦手だから、ハンガーにかけたまラックにかけて収納している」と
話していました。
一見ズボラのようですが、これが実はあらゆる理由から理にかなった方法なのです。
タンスや衣装ケースなど収納BOXにたたんでしまう収納とは異なる、
ラクに効率的にできる「かけっぱなし収納」についてご紹介します。
すっきり収納するには服をハンガーにかけるだけ!かけっぱなしのメリットは?
洋服をハンガーにかけたままラックにかけて収納する
メリットとデメリットは次の通りです。
<メリット>
①洗濯を取り込んですぐにしまえるので時間短縮できる
②衣装ケースでの収納にありがちな、奥にしまったものが
取りにくい・存在を忘れてしまう、といったウッカリが減る
③たたんでシワになることがない
④季節ごとにハンガーをかける場所を決めておけば
面倒な衣替えも簡単に済ませられる
⑤現在ある洋服のラインナップが一目瞭然なため、
充分なアイテム・不足しているアイテムが把握できる
⑥あまり着ない不要な服を見極められる
⑦出し入れしやすく、洋服を選びやすい
<デメリット>
▲かける洋服の数が多すぎるとラックに入りきらない
↓
そこで、メリット⑥の特性を生かして、すべて吊るしてみて
不要なものを選別することをオススメします。
★できるだけ多くの服をかけられるように、
ハンガーは同じものを揃えると良いですよ。
簡単にできる! 服をハンガーにかけっぱなしでも肩が伸びない方法とは?
ハンガーかけっぱなし収納のポイントは、かさばらないハンガーを揃えること、がひとつです。
ハンガーにかけたままで気になるのが、洋服の肩が伸びてしまうことです。
肩が伸びる原因は、ハンガー幅の狭さが原因です。
参考までに、ひとつ商品を紹介します。
無印良品 アルミ洗濯用ハンガー
無印良品が「衣類の肩が出にくいように形状を工夫」した
アルミ製のハンガーです。
丸みのあるデザインで、選択した時にボコッとした跡がつきません。
また、細くてシンプルなつくりのため、
ラックにつるしてもかさばらず省スペースを可能にします。
型崩れしないニットのかけ方
セーターなどのニット類は、ハンガーにかけっぱなしだと
型崩れを起こしやすいデメリットがあります。
そんなとき、型崩れ防止に有効的なかけ方があります。
ラック収納のコツ
ラックに収納する場合、より多く・美しく収納するために
ちょっとしたルールを設定することで
格段と機能的になります。
★ハンガーを揃える
★アイテム別に分けてラックにかける
(ジャケット、シャツ、ズボンなどにわける)
★右からor左から、どちらか一方から服を戻す
(右から戻す場合、ずっと左に位置している服は
使用頻度が低い、ということが分かる)
まとめ
この方法は、一人暮らしの独身男性などあまり家事に時間を割きたくない方、
朝の支度時間があまり取れない方に合った生活の知恵かもしれません。
3~4月にかけて、新生活をスタートさせるフレッシュマンの方も多いと思います。
初めての社会人生活、そして一人暮らしをされる場合は、
何かと時間に追われ、洗濯もままならないでしょう。
朝の身支度をスムーズに行うためにも、洋服を選びやすいクローゼットを心掛けましょう。