「シンク回りの掃除」にお悩みの主婦の皆さん、普段からお掃除していますか?
なかなか落ちない水垢、カビ、ぬめぬめ汚れなどガンコな汚れにはどうやって対処していますか?
シンクは、野菜など食材や食器を洗う場所ですから常にキレイにしておきたいですよね。
何より、ピカピカのシンクは気持ちが良いものです。
では、「かるい汚れ」「しつこい汚れ」それぞれの
掃除方法をご紹介しましょう。
簡単にキレイになるシンク周りの掃除方法【かるい汚れ編】
ステンレス製のシンク
台所用の中性洗剤をつけたスポンジでシンクを磨いて洗い流します。
ポイントは、乾いた布で水を拭き取ること。
ステンレス製シンクの汚れの大敵は水分ですのでしっかり拭き取るようにしてください。
シンクに傷をつけたくない場合は、スポンジでなく布巾に洗剤をつけて磨きましょう。
樹脂製のシンク
台所用の中性洗剤をつけたスポンジで洗います。
ポイントは、ステンレス製とは違って「磨く」のではなく「洗う」ということ。
スポンジはやわらかいものを選びましょう。
ホーロー製のシンク
ステンレス製、樹脂製のシンクと比べると、傷がつきやすい性質があります。
かるい汚れは中性洗剤をつけたスポンジで洗いますが、
洗剤は「中性」のものを選び、
スポンジはウレタン製のものを使いましょう(やわらかい布でも可)。
「酸性」「アルカリ性」の洗剤や粉末クレンザー、
たわし、金たわしは傷をつけますので避けましょう。
簡単にキレイになるシンク周りの掃除方法【しつこい汚れ編】
ステンレス製・樹脂のシンク
ステンレス製・樹脂製のシンクのガンコな汚れ落としに
活躍する安全なアイテムは「重曹と酢」です。専用のクレンザーや洗剤などもありますが、
環境にもやさしい重曹と酢での掃除方法をご紹介します。
◆「酢」を使った掃除 ~水垢除去~
①シンク全体に、霧吹きで酢をスプレーして30分ほど放置
②水垢が浮いてくるので、メラミン製のスポンジを使ってこする
※蛇口や角などスポンジでこすりにくいところは使い古しの歯ブラシや綿棒で
※たわしや金たわしはシンクを傷つけやすいのでメラミンスポンジがオススメ
③水orお湯で流す
④乾いた布で水分を拭き取る
◆「重曹」を使った掃除 ~ぬめぬめ除去~
シンクの表面部分は酢が有効的ですが、
排水口のぬめぬめした汚れまでは落とせません。
そこで登場するのが「重曹」です。
排水口のカバーとゴミ受け、そして詰まりやすい排水口の洗い方は次の手順です。
①排水口カバーとゴミ受けに重曹をふりかけ、歯ブラシで洗って置いておく
②排水口に、下が見えなくなるくらいに重曹を振りかけて、
さらに酢をかける。シュワシュワが続いたらOK。そのまま5分放置
③上記①②にお湯をかけてしっかりと流す
ホーロー製のシンク
水道水には、ごく微量ですが鉄分が含まれているため、
ホーロー製シンクに付着すると赤さびになってしまいます。
そんな時は、「歯みがき粉」を布に付けてこすると汚れが落ちやすいですよ。
また、シンクにマットを敷いている場合は
汚れがつきやすくなるため、マットを毎日洗うようにしましょう。
まとめ
掃除全般に言えることですが、
清潔なキッチンの早道は、「毎日小まめに掃除すること」です。
汚れを溜めれば溜めるほど落ちにくくなって収拾がつかなくなってしまいます。
ご家庭の台所は、たいていステンレス製のシンクをお使いだと思います。
食器洗いの後に、いつも使っている台所用の中性洗剤で
サッとシンク回りも洗ってから乾拭きすることを
習慣づけておけば、いつだってピカピカです。そして、週に一回「重曹と酢」を使って
排水口のお手入れをしておけば、パーフェクトですね。清潔なキッチンで衛生面も安全に、
健康ライフを過ごしましょう。