引っ越しをすると家と同じく、周りの人間関係も一新することになります。
楽しみでもあり、不安でもある新生活。
近所の方々と円滑なコミュニケーションをとって、穏やかな生活を送りたいものですよね。
私自身、何度も引っ越ししてきましたが、その都度感じたのは、
近所の人と良い関係を築くためには、やはり最初の挨拶が重要ということです。
では、どのように挨拶をすれば近所の方々に好印象を持たれやすいのでしょうか。
今回は、自分の家庭に赤ちゃんやペットが居る場合、どのような挨拶をするのが好ましいのか、
ご紹介致します。
引越しの挨拶は赤ちゃんがいる場合、一緒に挨拶した方がいい?
挨拶の際は家族で行くのが基本ですが、赤ちゃんが家庭に居る際は、連れていっていいものなのでしょうか。
挨拶の途中で泣き出したり、ぐずってしまって、連れて行くことで、
迷惑をかけてしまわないか不安に思う方も多いと思います。
無理に連れて行かなくても、夫婦で挨拶に行けば十分なのでは・・・と思いがちです。
しかし、赤ちゃんの泣き声は、これから生活していくには、どうしても避けて通れないもの。
近所の方々には多かれ少なかれ迷惑をかけてしまうものです。
その時に、顔が分からない赤ちゃんの泣き声を聞かされるよりは、
知っている赤ちゃんの泣き声の方が「ああ、あの赤ちゃんが泣いているのか」と、
少しは寛容な気持ちになりやすいものです。
もちろん、最初からぐずっている時に連れて行くのは好ましくありません。
赤ちゃんの様子を見てから、挨拶に伺いましょう。
また、近所のご家庭に同じく赤ちゃんが居る場合は、会話も弾みますし、
赤ちゃんの友達ができるかもしれません。小児科や児童館などの評判も聞きやすくなります。
なるべく赤ちゃんの機嫌の良いときに、一緒に挨拶をして顔を覚えてもらいましょう。
引越しの挨拶はペットがいる場合、どのように挨拶をすればいい?
では、自分の家庭にペットがいる場合の挨拶はどうしたらいいのでしょう。
赤ちゃんがいる場合と同じく、ご近所のお宅に連れて行って挨拶するのが正解なのでしょうか。
近所の方々に迷惑をかけてしまうかもしれないという点については、
赤ちゃんもペットも同じなのですが、赤ちゃんと違って、
一緒に挨拶に連れて行くのは避けた方が無難です。
自分が動物好きで、ペットを家族同然に思っている人にとってはピンとこないかもしれませんが、
世の中動物が苦手だという人も結構多いです。
ましてや、玄関先とはいえ、自分の家に動物が出入りすることを好まない人も居るでしょう。
どうしても、ペットには独特な匂いがありますし、
動物が得意でない人への挨拶に連れて行ったことによって、好印象を持たれるどころか、
逆に「今度引っ越してきた人は常識のない人だ」という悪印象を持たれかねません。
ペットを飼っている場合の挨拶は、
口頭で
「ペットを飼っているので家族と同じく何かとご迷惑をおかけするかもしれませんが、
何か気になる所がありましたら、いつでもおっしゃって下さい。」
などと伝えておきます。
またペットにとっても、新しい環境は順応するまでストレスになるかもしれません。
ペット問題でご近所との摩擦が起こらないよう、飼い主が頑張って近所にも、
ペットにも気を配りましょう。
まとめ
赤ちゃんやペットがいる場合の引っ越しの挨拶の仕方についてまとめてきました。
引っ越しするということは、初めての地域で、近所にどんな方々がすんでいるかなど、
分からないことが多いです。また、赤ちゃんやペット連れだと、なおさら気を遣うと思いますが、
誠意を持って挨拶をすれば、きっと相手にもその気持ちは伝わるはずです。
最初の挨拶をきっちりして、トラブルなく、早く地域に馴染めるようにしましょう。