シンクの掃除を食器用スポンジでするのはNG!正しい掃除の頻度は?

掃除

大人になったら、自分自身で家事もこなしつつ、仕事に邁進しなければならないことになります。

今までは、親などだれかが家事を担ってきたことを、自分の手でしなければいけないですよね。

改めて家事をすることになると、以前何も疑問に感じなかったことも、

「これはどうすればいいんだろうか?」と考えることが出てきます。

そんな疑問の中でも、シンク掃除に使うスポンジは、どういうものを使うのか、

というものがあります。

 

これは、以前SNSにて話題になったことがあるんですよ。

「シンク掃除には、食器を洗っているスポンジを使っている」という話で、

賛否両論が出ていました。

 

実際、食器を洗うスポンジでシンクを洗っていいのでしょうか?

 

シンクの掃除を食器用スポンジでしてはいけない理由とは?

食器用のスポンジでも、菌が繁殖しているというのは有名です。

食器洗い用の洗剤の中には、油汚れが良く落ちるという他に、

「除菌」をうたっている洗剤が多いですよね。

 

それでも、完全に菌を死滅させるのは不可能とか。

シンクは、食器、食材、調味料、場合によっては野菜についた泥など、

いろいろなものが一緒くたにされる場所です。

 

小さなアパートであれば、台所のシンクを洗面台のかわりに使っている方もいるでしょう。

そういったシンクは、ずっと水分もありますし、温度もあるので菌が繁殖するにはいい場所です。

さらに、排水口や三角コーナーなどのぬるぬるした汚れは、菌のかたまりです。

 

「排水口も三角コーナーも、毎日きれいにしているから大丈夫!」という方もいますが、

掃除した後、食器と同じようにきれいに拭いて、乾燥した場所で保管をしていますか?

 

常に水に触れていると、そこに菌が繁殖します。

お風呂場の赤カビは、水に濡れてずっとそのままにしておくとできてしまいますよね

それと同じことです。

そして、食器用スポンジがいくらきれいでも、そういった場所を掃除して、

洗剤で除菌したとしても、菌は消えません。

 

そうして洗った食器に口を付けて、食事をすることになります。

シンクや排水口を舐めながら食事をする、ということに等しいわけです。

 

シンクを清潔に保つために!シンクの掃除の正しい頻度は?

シンクを本気で清潔にするとなると、非常に手間がかかります。

まずは洗剤できれいにして、クレンザーで磨きます。

さらに、台所用の漂白剤で除菌をします。

 

そして、漂白剤を水で流して、きれいなふきんで水分をふき取ります。

これを食器や何か洗うたびに、繰り返します。

いかがですか?忙しい人なら「こんなの無理!」と思うことでしょう。

主婦の中にはこれをきちんとこなしている方もいますが、相当几帳面でないと続かないですよね。

 

毎日のシンクの掃除は、まず汚れを落として、菌の繁殖をできるだけ防ぐことに注目しましょう。

「あ、今日はシンクに汚れがついていないから、しなくていっか。」ということでありませんよ。

水が付いている、それだけで汚れているんです。

 

これを放置しておくと、水垢となって、これを落とすのに大変な労力が必要になります。

最低一日一回、スポンジに食器用の洗剤でもいいです、洗剤をつけて、シンクや水道の蛇口、

できれば三角コーナーや排水口を掃除しましょう。

 

もちろん、食器用のスポンジは使ってはいけません。

シンク掃除用のスポンジを使いましょう。

これをするだけでも、後々の大掃除を考えると、とても楽になります。

 

週に1回はシンクを磨きます。

専用クリーナーがありますが、それも面倒な人は、メラミンスポンジを使うと便利ですよ。

除菌は、特に温度の高くなる春から秋口は要注意です。

食中毒が気になる6月、9月は必ず漂白剤を使って掃除をして下さい。

まとめ

筆者は自他ともに認めるぐうたら主婦ですが、シンク掃除は毎日しています。

シンクは今はやりの人口大理石ではなく、昔ながらのステンレスですけれど、

ぐうたらな割にはきれいに保っているほうです。

「俺面倒くさがりだから」と思う人は、一つの面倒を毎日続けると、

その後にあるさらに面倒くさいことが楽になります。

家事はローテーション作業ですので、一度覚えれば楽ですよ。

シンク掃除をしていない人は、この「一つの面倒」を続けてみましょう。


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