夏目前!皆さん、ダニ対策は効率的にしてますか?
仕事の帰りが遅く布団が干せないので、そんな布団で子供を寝かせるのは心配。乾燥機や布団クリーナーのような家電を買うと費用がかかってしまうので現実的ではない。
そもそも「布団を干すことはダニ対策になるの?」「布団を洗濯した場合の効果は?」と思われている方も多いはず。
ここでは、ダニ対策で悩まれてる方の為に「布団が干せない時のダニ対策」、「布団のダニ対策でオススメの方法」、「布団のダニ対策で掃除機の使い方のコツ」を紹介させて頂きます。
布団が干せない時のダニ対策は?
そもそも天日ほしは効果がない?
一定の温度になると布団の中に隠れるので死にません。4時間干していても生きていることも確認されています。
- 対策としては効果が不十分です。
ダニを死滅させるには
- 温度が大事</li>
60度で完全死滅
50度を30分継続的に与えれば死滅 - 湿度も大事
- 60%以下だと繁殖を止めることができる
ある程度、高くなれば活動量が増える
高くなり過ぎると乾燥し死滅
洗濯機も効果は薄い
洗濯機を使用した後も約81%のダニは残っているデータもあります。
結論としては、干すことで、湿気やホコリ、ダニのフンや死骸は落とせてもダニ対策としてはかなり効果が不十分という事がわかりました。
次の章は、これを踏まえてオススメの方法を紹介します。
布団のダニ対策でオススメの方法は?
布団にいるダニの駆除
- 乾燥機にかける
- 掃除機で吸う
の2つのステップが重要です。
-
- 方法1(オススメ)
家庭用の乾燥機(55℃以上)
コインランドリー(55℃以上)
↓
掃除機をかける
上記の方法が多くのダニを死滅、取り除くことができます。
他にも炎天下の車の中に入れる方法もありますが、衛生的なことを考えるとよくありません。子供が使用する布団ですとなおさら辞めておくべきでしょう。
また、温度が上がらなければ、ダニが死滅する前に車のシートに写ってしまう可能性もありますのでオススメはできません。
コインランドリーを使用の場合は、場所にもよりますが高温に設定してください。そのまま使用すると標準で温度が低い場合があります。
ご利用のコインランドリーの使用方法を確認してください。
コインランドリーは費用はかかりますが、毎日するものではありませんし、年間数回のことであればわざわざ家庭用乾燥機を購入しなくてもいいです。
コインランドリーに行く時間がない、コストをかけたくない方に。
-
- 方法2
スチームアイロンを使用してダニ対策。
※お持ちのアイロンが布団に使えるかは必ずチェックしてください。
①ダニを表面に出す作業
ダニは薄暗いところで活発に活動します。部屋を暗くしてダニを表面に出しましょう。
外出時を利用して行うと効率的です。家に帰ってきたらまずダニ対策!
②当て布
きつく絞ったタオルを当て布の代わりに使用します。ダニを駆除するために同じ場所に
数秒間アイロンを当てますので焦げ防止です。
③スチームアイロンをかける
取扱説明書通りに温度設定し、スチームアイロンをかけてください。スリームを当てる
イメージでかけてください。
5秒程度当てましょう。
ダニが温度の低いとこへ逃げる可能性を考え、アイロンのかけ方は、頭の方から、
足元の方へかければ効率がいいです。
⑤掃除機をかける
スチームアイロンをかけ死んだダニの死骸やフン、卵を取り除く作業になります。
掃除機も雑にかけてしまいますと、せっかく死滅させたダニが取り除かれない
場合もあります。手間ですが、ゆっくり丁寧に頭側の端から垂直に2方向からかけてくださ
い。
布団のダニ対策で掃除機の使い方のコツ
布団用の掃除機ヘッド
布団用の掃除機ヘッドがあれば、シーツを吸い込んだり、抵抗が少なくなりますのでオススメですが、購入するとコストがかかってしまいます。
コストをかけたくない場合
掃除機のヘッドの部分に不要なストッキングをかぶせて掃除機をかけることで抵抗なく使えます。スペックは落ちますが、これ結構使えます。
掃除機は夜の帰宅直後にかけると効果的
ダニが、薄暗いところで活発的に活動するため、布団やソファーの表面に上がってきている事から帰宅直後に掃除機をかける事を
オススメします。
まとめ
布団を天日干し、洗濯するだけでは、ダニ対策として不十分な事がわかりました。
ダニを100%死滅させることは難しいです。仕事で昼間に布団を干せないと悩ん出る方は、割り切っきて空いてる時間に布団乾燥機やコインランドリーで高温乾燥させた後に、ゆっくり掃除機をかけることをオススメします。
仕事で時間がない方は、乾燥機、掃除機を使用すれば、湿気やダニを一緒に除去できますので時間がない方は効率的です。
1回行っただけですとダニはまた増えてきます。手間はかかりますが定期的に実施する事が、ダニ対策には必要です。