幼稚園に入園が決まったら、新生活に備えていろいろ揃えるものがありますね。
おうちで過ごしている時には使わなかった「上履き」も新調アイテムの1つです。
お子さんがこれから長い間履いていく初めての上履きの上手な選びかたや、
おしゃれで人気の上履きなどご紹介します。
幼稚園の上履きの正しい選び方は?どんな種類があるの?
未就園時代や公立保育所では履かないことが多い上履きですが、幼稚園に入学すると、
1日のほとんどを上履きで過ごすようになります。
靴下だと園内の床は滑りやすく、集団生活の中では、何か落ちていたりする時の
足の保護にもなりますので、上履きの生活は安全に不可欠と言えるでしょう。
幼稚園によっては指定があることもありますが、どのような基準で選んだらいいのか
実際のご意見なども踏まえてまとめてみました。
■価格■ 800円台~5,000円台
値段はかなり幅が広く、安価なものはソールが薄いものが多く、高いものは前ゴムが
マジックテープで調節できたり、ソールが厚く、かかとも丈夫にできています。
価格によらず、外反母趾予防や、裸足に近い使用感など、足に特化した機能が付いて
いるものも多く販売されています。
色は無地のものや、昔から販売されている、ゴム部分にカラーが入っているものが
多いです。また、キャラクタープリント入りのものもあります。
■種類■ 前ゴムシューズ型/バレエシューズ型
「前ゴムタイプ」は昔からある、通称「ズック」と呼ばれるタイプで、足の甲に
当たる部分にずれ止めの伸縮ゴムが付いています。
「バレエシューズタイプ」は、上履きの甲の部分が大きく開いていて、その部分を
伸縮性のあるゴムではめ込んでいます。
どちらのタイプもスリッポンのように脱ぎ履きしやすく、小学校指定にもなって
います。
それぞれ種類がたくさん出ていて、中には粗悪品もあるので、インターネットなどで
購入する場合には機能などの説明書きをよくチェックしましょう!
また近年は、「足育」に特化した製品も豊富に販売されています。
■素材■ビニールタイプ/布タイプ
「ビニールタイプ」はゴシゴシ洗いで汚れが落としやすいですが、硬いものでひっかいた
ような濃い線状の汚れは落ちにくく跡になります。
天日干しで乾きが早いです。
履いた時にひんやりとした素材感があります。
「布タイプ」はゴシゴシ洗いで汚れが落ちにくいため、洗濯洗剤などに漬け置きしておく
必要があります。
手洗いだと天日干しで乾きにくいため、洗濯機の「脱水」を使うと乾きが速いです。
夏場でも通気性がいい素材です。
どちらも素材ならではのメリットやデメリットがあります。
素材選びで迷ってしまった時、まずは買いたいと思う上履きを以下の「選びかたの
ポイント」から選んでみてください。
その結果、素材がどちらかであった場合はどちらでもいいと思います。
実際に履いてみて、お子さんが感じたことなどを考慮して、次に買い替え時期がきた時に
素材やゴムのタイプなど選びなおしてみてもいいでしょう。
■選びかたのポイント■
・足の指と上履きの間に余裕があり、指が自由に動かせる
・かかとがしっかりと安定できるもの
・0.5センチ刻みで、できるだけ子供の足にジャストサイズのもの
このポイントが、子どもの上履き選びには重要となっています。
子供の足の骨は、14歳から18歳ごろになってやっと大人と同じように形成されると
言われています。
この時期までに日常的に履いているものが、足の発育や体の健康に影響を与えていく
ため、なるべくコスパ面を気にせず、大きめのものではなくジャストサイズで足に合った
上履き選びをしてみてくださいね。
デコってみよう!簡単に幼稚園の上履きをおしゃれに出来る方法は?
習い事教室ができるほど大人気の「デコパージュ」で、上履きも可愛くデコるのが
流行っています。
みんなどのように可愛くしているのでしょうか?いくつかご紹介します。
▼イラストタイプ
▼イラスト&デコ
デコパージュとは、紙に書いたイラストをハサミなどで切り取って貼ることで、
まるで上履きに書いてあったかのようにきれいに素材を張る技法です。
可愛くしても、モノクロなどでかっこよくしても、初めてのかたでもまるで上から
張ったように思えない出来栄えが人気です。
デコパージュキットなども百均などで販売していますので、ぜひチェックしてみて
くださいね。
まとめ
上履き選びやデコのご紹介、いかがでしたか?
園の規定がある場合は従いますが、それ以外はママもお子さまも通園が楽しくなる
ような、世界に1つだけの特別な上履きを作ってみてくださいね。
ママと離れている間も、一緒に選んだアイテムがお子さんの心を支えてくれることで
しょう。