最近は、黒い綿棒や、カメラ付き耳かきなど色々な耳掃除グッズが販売されていますね。
使ってみると気持ち良いほど耳アカが取れて、「こんなに詰まっていたのか」
とびっくりする時もあります。
私は姪っ子が4歳くらいの時に、興味本位で覗いてみたら予想以上にみっちり詰まっていて、
思わず姪っ子に「耳聞こえにくくない?」と聞いてしまった経験があります。
そのみっちり詰まった耳アカを放っておくわけにもいかないし、
無くすには耳掃除しかないと思うのですが、子供相手だと嫌がって暴れたりして、
なかなかすんなりいきませんよね。
そんな困った時に、おすすめの方法を紹介していきます。
子供はどうして耳掃除を嫌がるの?
大人は耳掃除が好きという人も結構居ますが、
子供で耳掃除が好きな子は珍しいのではないでしょうか。
では、子供は、耳掃除のどういう所が嫌と感じるのか考えてみましょう。
大人でも耳掃除をしていると痛みを感じる時がありますよね。
綿棒や耳かきを奥に入れすぎしまった時に起こることですが、この痛みが子供には、
大人が思う以上に恐怖を与えてしまいます。
一度そういう痛みを経験してしまうと、トラウマになってしまい、
ますます耳掃除をしにくくなってしまいます。
また痛みが無くても、耳の中に綿棒などを入れるという異物感に嫌悪感がある子もいると思います。
嫌がる子供の耳掃除を簡単に出来るオススメの方法とは?
暴れる子供に無理やり耳掃除をしようとすると、鼓膜を傷つける可能性があり、大変危険です。
耳鼻科のお医者さんに耳アカを取ってもらうという方法も良いのですが、
病院に行くだけでも子供にとっては恐怖です。嫌がる子を病院まで連れて行くのも大変だし、
おウチでパパッと済ませたい時もありますよね。
では、どうすれば耳掃除をスムーズに行えるのでしょうか。
まず、耳掃除の体勢ですが、膝枕で行うイメージがあると思います。
しかし、この体勢では、取れた耳アカが奥に落ちてしまい、鼓膜の上に乗ってしまう、
なんてことになってしまうこともあります。お子さんを椅子に座らせて、
横から行うのが基本姿勢です。暗くて見えにくい場合は、小さなライトを使って照らしながら
作業を行うと、問題は解消します。
ところで使うのは、耳かきと綿棒だと、どっちが良いのでしょうか。
耳かきの方が汚れをよく取るような感じがしますが、長くて固いために皮膚を傷つけてしまうため、
子供の柔らかく小さい耳には不適のようです。柔らかい綿棒の方が適していると言えるでしょう。
ベビー綿棒のように細いものを使います。
しかしながら、綿棒だからといって、奥まで突っ込んで掃除するのは厳禁です。
逆に耳アカを奥の方に押し込むことになったり、耳の内部を傷つけてしまう恐れがあります。
耳掃除する範囲は絶対に、耳の入り口から1センチ未満の外側だけ。
外から目に見える範囲をぬぐうように優しく掃除しましょう。
外側を掃除するだけといっても、嫌がって動くお子さんの耳掃除をするのは怖いですよね。
そんな時は耳掃除以外のことで気を紛らわせてみるのがオススメです。
動かないように他の大人に抱っこしてもらい、頭を固定させながら、
大好きなテレビ番組や絵本を見せて恐怖心を忘れさせるという方法を試してみましょう。
深追いせず、子供の集中力が続く短時間で、サッと済ますのが理想です。
それでもどうしても暴れるようでしたら、無理をせず、病院に連れていって
耳掃除してもらいましょう。
まとめ
子供の耳掃除の方法についてみていきました。お子さんが大きくなるまで大変ですが、
その子に合った方法を、色々探っていきましょう。