ついに・・・ついに近づいてきました、中学校で初めてのテストの日が!
「中学校のテストは、小学校のころとはちがう」とおどされているのではないでしょうか?
「小学校のころと何がちがうの?」「中学校のテスト勉強って何をすればいいの?」
と困っている中学1年生へ、テスト勉強のしかたのちょっとしたアドバイスです。
中学生のテスト勉強ってどのように進めていけばいい?
まず、中学校のテストは、小学校のころと何がちがうのでしょうか?
一番のちがいは「テスト範囲の広さ」ですね。中学校では2~3か月に一度、
まとめてテストを行うので、自動的に範囲は「2~3か月分の授業でやったところ」となります。
時期によっては、その前のテスト範囲と少し重なるときもあります。
ですから、2~3か月分の授業を2~3日で復習しようと思っても無理です!
もうひとつのちがいは、「教科の多さ」ですね。小学校では教科ごと、
単元の終わりにテストをしていたと思います。「明日は国語のテストをやるよー」
なんて予告があったのではないでしょうか。
(かと言って、テスト勉強をしたことはないと思います)。
中学校では、同日にいくつもの教科のテストが行われます。
したがって、“テスト前”になったら、最低でも5教科の勉強を並行して行って
いかなければなりません。
「今回は数学に賭けるぜ!」なんて数学だけに力を入れても、
その頼みの綱の数学でコケると、全体の結果も残念!ということになります。
中学校のテスト勉強で大切なのは、何と言っても「計画性」!
もっと言えば、“テスト前”に焦ることがないよう、「日々の復習」が大切になってきます
(たいてい「テスト前に一気にやろう」なんて思っていると、
どんなことを授業でやったかなんて忘れています)。
中学生のテスト勉強方法のコツ教えます!
では、どれくらい前からテスト勉強を始めたらいいのか。それは個々人でちがうと思いますので、
中学校のテストに慣れていく中で見極めていきましょう。
日々の復習をしっかりやっていれば、テスト前に根詰めて勉強机にかじりつく、
なんてしなくてもいいかもしれません。
まだ自分のペースが分からない人は、最低でも2週間前から取り組んでみましょう。
テストに向けて、気持ちを高めていくことも大事です。
テスト勉強はどんなことをすればいいのか。よく「教科書を読み返す」という人もいますが、
教科書を読んでもテスト問題を解く練習にはなりません。
テストは「文章を読む」のではなく「問題を解く」のだということをお忘れなく。
まずは学校でもらっているワーク(問題集)に取り組んでみましょう。
学校で斡旋して(すすめて)いるワーク(問題集)なら、
先生たちは皆さんにそういう学習をしてほしいと思っているということです。
中学校での勉強に慣れてきたら、本屋さんなどで自分の気に入る問題集を
買ってみてもいいでしょう。
やることが多くて何から手をつけたらいいのか・・・と迷っている人は、「
苦手な教科」から勉強を始めてみましょう。人間はつい、苦手なものを
後回しにしてしまいがちです。
でも、考えてみてください。
例えば、好きな国語ではすでに70点をとれる自信がある。でも数学は苦手で30点とれるかなぁ・・・
というくらい。
70点→100点に上げるよりも、30点→60点に上げるほうが、
同じ30点アップでもできそうな感じがしませんか?
さらに数学は、30点→100点という70点アップの可能性も秘めているのです!
苦手な教科のほうが伸びしろがあるということです。
苦手な教科に先に取りかかり、しんどくなったら好きな教科で“お口直し”をすると、
テスト勉強を投げ出すことなく続けられます。
まとめ
テストが近づいてきて「あ~、あと○日・・・」とブルーになるよりも、
とにかく、テスト勉強に取り組んでみる!
最初から自分に合った勉強方法がわかれば苦労はしません。それを自分で見つけるためにも、
とにかくあきらめずにやってみましょう。
最初から結果は出なくても、続けていくことで必ず結果に表れますよ。