赤ちゃんはよく風邪をひいたり、熱を出したりしますよね。
もちろん具合が悪いうちは入浴は控える、というのが一般的ですが、
ではいったいどのタイミングでお風呂に入れてあげたら良いのでしょうか?
ただでさえ汗をかきやすい赤ちゃん。
お肌もかぶれやすいので、問題なければできるだけはやくお風呂に入れて、
さっぱりさせてあげたいですよね。
今日は、病み上がりの赤ちゃんをお風呂に入れるタイミングや、その時の注意点などについて、
一緒に調べていきましょう!
赤ちゃんが病み上がりの場合、お風呂に入れても大丈夫?
結論から言うと、入れてもだいじょうぶなパターンはけっこうあります。
ですが、それは次のテーマで勉強する事にして・・・
まずは、こんな時はまだダメだよっていうポイントから解説していきますね。
- 機嫌が悪いとき
平熱に下がっていたとしても、理由なく機嫌が悪い時は、まだ具合が悪いのかもしれません。
赤ちゃんは免疫力が低いので、ここで無理をするとぶり返してしまう事も。
もうしばらく様子を見るようにしましょう。
- 解熱剤を飲んでいるとき
一時的に熱が下がっているだけで、しばらくするとまた熱が上がってくる事もあります。
薬を使ってから6時間以内は入らないようにしましょう。
- 高熱のとき
元気そうに見えても、38度を超えるときは、体力を消耗して、体調が悪化することがあるので、
お風呂はやめておきましょう。
お風呂はやめておいた方が良いときでも、汗をかいていて気持ち悪そうなときは、
お湯で絞ったガーゼや柔らかいタオルなどで、身体を拭いてあげましょう。
このとき、寒くないようにお部屋はしっかり暖めておくようにしましょうね。
拭き終わったら新しい服に着替えさせて、寝具も取り換えてあげるとスッキリしますよ。
赤ちゃんが病み上がりでお風呂に入れても良いタイミングとは?
逆に、風邪っぴきでもこんな時はお風呂に入れてあげてもだいじょうぶ!
というポイントを挙げていきますので参考にしてみてください。
- 咳や鼻水だけのとき
熱は下がったけど、咳や鼻水がまだおさまらない、という時はお風呂に入れてあげてください。
お風呂で温かい蒸気を吸うことは、鼻やのどの症状を改善させてくれますよ。
蒸気を吸う事で、鼻水が出やすくなり、しっかり出しきることで咳もマシになります。
鼻水や咳がおさまっていなくても、極端に機嫌が悪い、という事がなければ、入れてあげてだいじょうぶです!
浴室や部屋をしっかり暖めておくこともお忘れなく。
- 微熱だけど機嫌よく元気なとき
赤ちゃんは平熱が高いので、38度までであれば微熱の範囲です。
38度以下ならお風呂OK、というお医者さんも多いですので、様子を見て、
食欲があり機嫌も良いようならお風呂に入ってもだいじょうぶ、と考えて良いでしょう。
昔は、暖房設備が整っていなかったり、銭湯を利用する人が多かったために、
湯冷めを心配してお風呂は控えるように、と言われていましたが、
今はポイントを押さえればだいじょうぶな事が多いんですね。
最後のテーマでは、お風呂に入れる時の注意点を挙げておきますので参考にしてください。
赤ちゃんが病み上がりでお風呂に入れた際の注意点とは?
お風呂に入れた事でまた具合が悪くなってしまわないように、以下のことに気をつけましょう。
- お風呂上りに急激に体温が下がらないよう、浴室や部屋を充分に暖めておく
- お湯は熱すぎないようにぬるめにする
- 入浴後は湯冷めしないように素早く身体を拭き、ほてりをとってから服を着せる
- 入浴後は白湯、お茶、母乳などを飲ませて、しっかり水分を取らせる
まとめ
いかがでしたでしょうか。
赤ちゃんが体調を崩したとき、お風呂はOKかどうかなど、気になる事はまずお医者様に聞いてみるのがいちばん安心です。
お子さんの体質や普段の体調によっても判断基準は変わってきますので、基本的にはお医者様に確認するようにしましょうね。
その事はしっかり踏まえたうえで、今日の記事の内容も、是非参考にしてみてくださいね。