大人しく眠ってばかりだった赤ちゃんが寝返りをするようになると、
成長を感じてとっても嬉しいものですよね。
ただ、寝返りできるようになったという事は、特に夜間など、
知らないうちにうつぶせになってしまう事も充分にありえる、という事。
となると、うつぶせ寝による「乳幼児突然死症候群」なども心配になってきます。
また、今まではおとなしく眠っていたから、と、ソファやベッドに寝かせていた場合も要注意!
思った以上に動いてしまう事で落下の危険性も出てきます。
今日は、寝返り防止対策について、一緒に考えていきましょう!
寝返り防止クッションの選び方を教えます!
簡単に寝返り防止対策ができるグッズとして、いろんなメーカーから、
「寝返り防止クッション」というものが市販されています。
だいたいのものは、赤ちゃんの身体をクッションではさみこんで、
寝返りが出来ないような構造になっています。
・添い寝しやすい仕様になっているもの
・カバーが取り外せて洗濯できるもの
・持ち運びに便利なもの
など、いろんな特徴があるので、ライフスタイルやこだわりに合わせて選びましょう。
寝返り防止対策はこれでOK!
クッションを購入しなくても、お家にあるものでできる寝返り防止策もありますよ。
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ペットボトルを使って
2リットルのペットボトルを2本用意したら、水を入れます。それをタオルで巻いて、赤ちゃんの胴体をはさむように置けば、寝返り防止の壁になります。
重さもあり、頑丈な壁になってくれます。
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バスタオル
大判のバスタオルをくるくると巻いたものを2本作り、赤ちゃんの胴体をはさむように置きます。
ただ、この方法には注意点があります。
まず、顔をはさみこまない事!
寝返りをうった時にバスタオルに顔をうずめてしまう事があり、窒息の原因になるなどとっても危険です!
必ず脇の下に入れ、固定するようにしましょう。
また、ペットボトルのように重みがない分、乗り越えてしまったり、ずれてしまったりする事も考えられます。
クッションやペットボトルを使う時もそうですが、長時間目を離さないようにしてください。
「これで大丈夫」と、長時間放置するのは絶対にやめましょう!
あくまでも一時的な対策として、実践するようにしましょうね。
また、ベッドなどには柵をつける、クッションフロアにする、マットを敷く、など、基本的な安全対策も必ずするようにしましょう。
赤ちゃんの顔周りには、柔らかいクッションやぬいぐるみを置かないことも大切。
畳で寝かせている場合でも、和室の段差や家具など、勢いよく寝返りをうった時に、ぶつかったりしないかなど、チェックが必要です。
赤ちゃんは、昨日出来なかった事が、今日は出来るようになっているものです。
寝返りだけで、びっくりするような距離を移動している事もありますから、気をつけましょうね。
寝返り防止クッションはこれで決まり!
おすすめは、ファルスカのベッドインベッドエイドです。
コンパクトなので持ち運びにも便利ですし、クッションの幅は面テープで調節できるので、
長く使えますよ。
片方のクッションだけはずす事もできるので、夜間に添い乳をするときにも便利です。
まとめ
寝返りは、赤ちゃんの成長の大きな第一歩です。
たくさん寝返りする事で、首や腕の筋力がつき、ハイハイやタッチにつながっていきます。
寝返り防止対策は、夜間や、ママが日中少し目を離さないといけない時など、一時的に赤ちゃんの安全を守る方法です。
その事をよく理解したうえで、今日ご紹介したような方法をとるようにしましょう。
また、寝返り防止クッションの使い方が正しくなかった事で、悲しい事故が起きているのも事実です。
便利グッズは正しい方法で使うことをしっかりと心がけてくださいね。