成人式と言えば、久しぶりに同郷の同級生たちと再会できるチャンスですよね。
女性なら初めて振袖を着る人も多いでしょうし、
親子で楽しみにしている人もいるのではないでしょうか?
その一方で、成人式に出席しない新成人が増加傾向にあるようです。
仕事をしていて出席できなかったり、地元を離れているため出席できないなど、
止むを得ない理由で欠席する人も、もちろんいるとは思いますが、
「何だか面倒だし行きたくない」と思っている新成人も結構いるようで、
当たり前に成人式に参加してきた私たち世代としては、正直驚きです。
両親や家族にとって、子どもの成人式は場合によっては子育ての卒業式のようなもの。
どうしても行きたくない場合は、両親や周囲を納得させるだけの理由を
考えなければなりませんよね。
周囲が納得できるような欠席理由とは、どんなものがあるのでしょうか。
周囲に納得させる成人式に行かない理由とは?
先にもお伝えしましたが、周囲を納得させる欠席理由とは
「やむを得ない理由」であることが絶対条件になります。
すでに就職して働いている場合は、仕事を理由にするのが手っ取り早いと思います。
ただ、成人式は休日や祝日に行われるので、不定休の仕事ではない限り、
それなりの理由が必要になるので注意が必要です。
また、学生の場合でも、大学の模試や勉強関係の行事がある場合は
納得してもらえる欠席理由になるでしょう。
サークルやバイトが理由だと、なかなか納得してもらえないと思うので
欠席理由には向かないと思います。
更に、進学や就職で地元を離れて遠方に住んでいる場合も、
欠席する理由になる可能性があります。
成人式は三連休中に行われることが多いので、
三連休の真ん中に成人式が行われる場合は、欠席し辛いかも知れません。
三連休の初日や最終日だと、移動が大変という理由で欠席できるかも知れませんね。
一度、地元の成人式がいつ行われているのかをチェックしてみるといいですよ!
成人式に行かない人の割合は?
さて、近年ではどのくらいの新成人が成人式を欠席しているのでしょう。
全国的な統計で、成人式の参加率は60%程度のようです。
つまり、約40%が欠席しているのが現状のようですね。
ちなみに、欠席者の理由を聞いたアンケートによると、
・面倒くさい
・参加したいと思わない
・興味がない
・仲の良い友人が欠席するから
・会いたい人がいない
・遠方で参加できない
などが挙がっていました。
以上の理由を見てみると、成人式というものがそこまで重要視されていないようですね。
私が成人式を迎えた頃は、欠席者はそこまで多くなかったように思います。
ただ、昔は地域ごとに行われていた成人式も、
今では合同で行われる事も多くなってきています。
その為、参加し辛くなったのも事実でしょう。
まとめ
日本には昔から成人を祝う儀式があるほど、その節目を大切にしてきました。
成人式は、これまで子どもとして守られていた身から、
社会の一員として責任を担う立場になることを祝い、激励する式典です。
更に、これまでの人生を振り返り、育ててくれた家族に感謝する日でもあります。
親孝行をするチャンスだと思います。
例え、成人式に行かなかったとしても、前撮りなどで振り袖姿や袴姿などで
ご家族との写真を残しておくといいと思います。
面倒だと思うかも知れませんが、これまで育ててくれた恩返し第一号だと思って
親孝行してあげるのもいいのではないでしょうか。