夏といえば祭りや花火大会です。毎年女性の浴衣姿はを多く見かけますが、男性の浴衣姿は女性に比べ少ない印象です。せっかくの祭りや花火大会に一緒に浴衣を着てデートをしてみませんか?そもそも浴衣を持ってなく「着方がわからない」「難しそう」など疑問があると思います。でも大丈夫!男性の浴衣の着方はとても簡単です。ここでは、初めて浴衣を着る方の為に、浴衣を簡単に着るコツや肌着や下駄の事を解説します。
これを読んで、今年は浴衣デビューしましょう!
男性が浴衣を簡単に着るコツ
男性の浴衣の着方は女性に比べ簡単です。
難しい事はありません。浴衣を羽織って、帯を結ぶ以上です!
帯の巻き方をどうするのか分からない方も、簡単にできますのですぐにマスターできます。
必要なもの
- 浴衣
- 帯
- 腰紐もしくは男締め
- 肌着
- 履物
浴衣の着方
1,浴衣を羽織る
2,背縫い部分が真ん中に来るように合わす
3,下前を合わす。この時に襟と首を離さないように注意
4,上前を重ねる。左手側を上から巻きつけましょう。
参考動画
帯紐の巻き方
まず帯紐は2種類あります。
- 角帯(かくおび)
- 兵児帯(へこおび)
一般的に【帯】のイメージされるのは角帯になります。
着もの・浴衣用の男帯として礼装用からカジュアルまで幅広く使える
主にカジュアル用途や角帯よりもリラックスして着もの、浴衣を着用したい時に使用します。
帯によって結び方の種類がありますので、紹介していきます。
角帯の結び方
貝の口結び
きりっとした浴衣姿をしたい方にオススメな結び方です。
後ろを上げて前下がり気味に締める事で、凛々しい雰囲気を演出してくれます。
最もポピュラーな締め方ではないでしょうか。
ポイントとしてはお腹ではなく、腰回りで締めましょう。
兵児帯の結び方
個人的に祭りなどにオススメの巻き方です。
粋な柄のちりめん帯をさりげなく腰骨のあたりで締めます。
ちょうちょ結びができれば誰でもできますよ。
男性の浴衣、肌着の選び方と注意点
祭りや花火大会は、浴衣を着る機会も多いはずです。浴衣を着る時期は夏場で、一番気になるのが汗ではないでしょうか?そんな時、「浴衣の下には何を着たらいいの?」「浴衣をそのまま着てもいいの?」「単純に肌着が見えたらダサい」などと思う人も多いはずです。
まず浴衣を着たお出かけは、肌着を着る事をオススメします。肌着を着る事で汗じみを目立たなくしてくれます。肌着が見えないような作りになっている物も多くあります。
- 和装専用の肌着
- ランニングやタンクトップ
- ステテコ
- その他
首周りが大きめな作りになっていますので、浴衣の衿元から肌着を着ているのが見えないような作りになっています。汗を吸ってくれるし、汗じみを目立たなくしてくれます。和装専用の肌着は、白地なので薄い生地の浴衣を着ていても透けないのでオススメいたします。
仮に見えたとしても、同じ和装なので、違和感はないと思います。
和装専用の肌着が買わない、もしくはない場合は代替えとして着られています。汗もしっかり吸ってくれるし、わざわざ買わなくても家にあったりしますので良く使われているのではないでしょうか。
注意ランニングやタンクトップは脇が空いていますので、脇汗を吸ってくれないという欠点もあります。暑くても、脇汗をかきにくい方は全く問題ありませが、かきやすいひとは避けましょう。こちらは下半身用の肌着です。下半身の汗を吸ってくれます。膝裏などにかく汗。
浴衣を着て座る際に、下着が見えたりするのを防ぐ効果もあります。
扇子、手ぬぐい(小さいタオル)などの小物があればさらにいいでしょう。
浴衣といったら下駄!痛くない選び方は?
浴衣には基本は裸足に下駄をはく事になります。浴衣の色や帯の組み合わせで選んでください。クロックスやビーチサンダルなどは合わないので止めておきましょう。
履きなれていない下駄で、祭りや花火大会へ行くとなると足が痛くならないかがきになると思います。
痛くなるポイント
- 下駄の履き方
- 下駄の花緒が合っていない
履き方
花緒に親指と人指し指を入れて、指一本分明けて履くのがポイントです。
この状態でカカトが下駄から少しはみ出ているのがベストです。
奥まで入れると痛みの原因になりますし、足が下駄に収まっているものは大きすぎです。
注意下駄が大きすぎるとかえって疲れます。
出典元 丸屋履物店
花緒の選び方
結論、布製のものがオススメです。
ビニールでできている物は指の間の皮がめくれてしまう可能性があります。
ビーチサンダルで同じような事が起こった経験のある方は、必ず布製を選ぶようにしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?女性とは違い男性の浴衣の着方は簡単です。帯の結び方が慣れるまでは少し難しいですが、2,3回練習すれば習得できます。肌着は、着る事をオススメします。夏場の暑く汗がかきやすい時は、肌着を着ている方が涼しいと思います。下駄については、実際履いて歩いてみないと分かりませんが、ビーチサンダルで指の間の皮が剥けた経験がある方は、花緒を選ぶ際は布製を選ぶようにしてください。一度買って、失敗してしまうと履かなくなってしまいます。
今年の浴衣デビューに向けてしっかり準備しましょう!