赤ちゃんが生まれて、体もまだ本調子にもどっていないのに、
夜中の授乳やおむつ替えで毎日寝不足というママ。
日頃フルタイムでお仕事をして、残業もあったり、
家に帰ってからは家事、育児に追われて
どうしても寝不足気味のママ。
そういうお悩みを抱えたママさんは多いのではないでしょうか？
そんなママさん必見！イライラしたときどうしてる？
や寝不足、イライラ解消方法は？などを紹介したいと思います。
寝不足でイライラする原因や理由とは？
寝不足でイライラするのはあたりまえと
言ってしまえばそれまでですが、
寝不足とイライラの関係を科学的に解明する実験
が行われたようです。
実験内容は成人男性を数名集め、
2つのグループに分けます。
Aグループの睡眠時間は4時間、Bグループの睡眠時間は8時間の生活
を数日間送り、脳の活動状況を調べるといった実験。
Aグループの4時間の睡眠時間だった人は、
8時間の睡眠時間だった人に比べて、
扁桃体と呼ばれる不安や緊張といったことに
反応する脳の部位が、活発になっていた
という実験結果が出ました。
この実験から寝不足でイライラする原因は、
不安や緊張に反応する脳の扁桃体が
活発化するからであると証明されました。
「寝不足でイライラするのはあたりまえ」も
何となく経験上わかっていたことではありますが、
科学的に証明されると、いろいろな対策方法が考えられますね。
みんなイライラして育児に疲れたときどうしている？
科学的に証明されたといっても、「イライラに効く薬」
はどこを探してもありません。
イライラして、子どもにあたって自己嫌悪や
ひどくなると育児放棄になってもよくないですよね。
そこで、先輩ママさんたちがしてきた
イライラして育児に疲れたときの対処法を紹介したいと思います。
- 子どもと距離を置く
イライラしているときは、
ふだんは気にならない些細なことも気になってイライラが爆発！
ということあります。
そういうときは子どもに好きなDVDを見せたり、
おやつをあげたりしているうちに、
自分自身もコーヒーを飲むなどして、
ひと息つく時間をとることも大切です。
- 人にグチを言う
夫や実母、ママ友に話をするだけでもすっきりします。
とくに子育て中のママ友と話をするのは、
自分と同じ悩みでイライラしていることは
よくあります。
「イライラするのは、自分だけじゃないんだ！」
と思うだけでも心が軽くなります。
- 外出する
子どもを預けて外出なんてママ失格！と思ってしまう人
も多いでしょうが、いつも子どもと一緒では、
疲れることもあります。
子どもを預けて、美容院に行ったり、
ふだんは子連れでゆっくり見られない自分の洋服を買いに行ったり、
カラオケで熱唱するなど
一人の時間を作って、ストレス発散がいいですね。
- あきらめる
自分が思っている通りにものごとが
進まないとイライラは増すばかり。
子どもはママの思い通りに動くロボットではないので、
思い通りにいかなくても、
「まぁいいか」とあきらめることもときには必要です。
寝不足やイライラを解消するためにはどうすればいい？
先輩ママたちのイライラ対処法を紹介しましたが、
寝不足だからイライラする？イライラするから
さらに眠れなくなって寝不足なの？と、寝不足とイライラ
は切れない関係みたいです。
そこで次は、寝不足、イライラ両方の解消方法を
紹介したいと思います。
産後ママは、赤ちゃんのお世話で、自分のペースで
はなかなか眠れませんね。
夜中の授乳やおむつ替えで、深い眠り
をとることができません。
そこで、少しでも深い眠りをとる準備が必要です。
- 睡眠用のBGM
クラシックなどリラックスできる音楽を
小さい音量でかける。
繰り返し行うことで、音楽が聞こえるだけで
睡眠をうながす効果も期待できます。
- 気持ちを落ち着かせる効果のある飲み物をとる。
カモミールやローズヒップなどは、
精神を落ち着かせる作用があるので、
このようなハーブティーをとることで、
イライラを抑え、寝つきやすくなります。
- 軽くストレッチをする。
適度な運動はホルモンバランスを整える効果があるので、
ストレッチをすることは脳の緊張を和らげるのに効果的です。
スマートフォンやパソコンは寝る1時間前からは使わない
スマートフォンなどブルーライトは、目に強い刺激を与えます。
目からの刺激で脳も活性化し、なかなか寝つけないこともあるので、
使用はさけたほうがいいですね。
- 寝不足でイライラしているとまわりに宣言する。
宣言することで、自分自身の状況を客観的に見ることができ、
冷静になることができます。
そして、まわりのパパや子どもたちが、疲れているママに
優しくなってくれるだけでもイライラは解消されますね。
まとめ
ママが寝不足とイライラで、疲れていては
家族のバランスが保てません。
なので、子育ては、「いい加減がいい(良い)加減」
というぐらい肩の力をぬいてみてはいかがでしょうか？