大変な就職活動を乗り切り、苦労して手にした内定!
ですが、嬉しい事に複数の会社から内定をもらうと、
本命以外の会社は辞退しなければいけませんよね。
だけど、せっかく頂いた内定を辞退するのは
なかなか気づまりなものです。
トラブルにならないか、なども気になります。
そこで今日は、誠意が伝わる辞退の方法について、
わかりやすくご紹介しましょう。
みんなの就活事情!何社くらい受けてるの?
そもそも、実際にどれぐらいの会社を受けるのが一般的なんでしょう。
調べてみたところ、平均は30社前後~50社、
とのデータがありました。
ただ、これは面接までこぎつけた数ではなく、
エントリーも含めた数です。
実際に面接を受けた数、
となると、平均14社ほどでした。
ちなみに、その中で内定をもらえたのは1社だけ、
という人が半数以上だそうです。
就活事情は厳しいんですね・・・
本命+複数受かった時の心情トップ3!
そんな厳しい状況で、
本命プラス他社から内定をもらえた人たちは、
どんな気持ちなんでしょう。
まとめてみました。
「結果が出せてホッとした」
「辞退の連絡をするのは気が重い」
「いざとなるとどの企業に決めるか悩んでしまう」
一番多かったのはこの3つでした。
当然、ほっとした、安心した、
というのが真っ先に出る本音です。
ただ、複数社受かった事で、必ず
「辞退」という厄介な仕事が発生してしまうのも事実。
それが憂鬱だ、という人はとっても多いんです。
社会人として、いきなりはじめての謝罪経験になるんですから
そりゃあ気が重いですよね。
今日の本題である、辞退の方法については、
次のテーマで詳しくお話するとして・・・
他に、実際、企業に出向いて面接を受けてみると、
本命以外の企業にも魅力を感じるところがあった、
逆に本命の企業に少しズレを感じた、
などの理由で迷ってしまう人もいました。
やっぱり本命に行きたい!失礼のない辞退の方法とは!?
さて、本題です。
辞退する時の連絡方法について、
電話、メールや手紙などいろいろありますが、
やはり電話がベストです。
なぜかというと、
「迅速に確実に伝わり、直接の謝罪が出来る」からです。
要するに、辞退することによって
先方にかける迷惑を出来るだけ軽減する事、
誠意を持って丁寧に謝罪の気持ちを伝える事、
が一番大切なんです。
では、具体的にはどのように伝えればよいのでしょうか。
会話のポイントをあげてみましょう。
- 前置きがだらだら長くならないように簡潔に
切り出しづらい内容なので、
前置きが長くなってしまいがちですが、
先方は忙しい業務時間内をぬって、対応してくださっています。
なかなか本題に入らないと、
相手をイライラさせてしまったり、
不快な思いを抱かせたりするだけです。
丁寧に、かつスムーズに辞退の意志を伝えられるよう心がけましょう。
- 内定を頂いたことについてのお礼を伝える
結果、辞退する事になったとしても、せっかく頂いた内定です。
その事に対するお礼はしっかりと伝えましょう。
- 辞退の理由は、聞かれなかったら言わなくても良い
聞いてもいないのに、他社を選んだ理由を伝えられても、
先方もいい気はしないですよね。
なので、基本的には
「検討させて頂いた結果、勝手ながら
辞退させていただきたく、ご連絡差し上げました。」
というように、具体的な理由は伏せた言い回しが無難かと思います。
それでも中には、今後の採用に活かしたい、
という観点から、理由について詳しく聞かれる企業もあります。
そういう場合は、失礼のないようきちんと理由を伝えましょう。
先方の会社を批判するような余計な事は言わず、
「職種」「業界」「適性」を理由に断ると、角が立ちません。
- 電話の最後に重ねて謝罪の言葉を伝える
選考や面接に時間を割いて頂いた事、
辞退する事によって、迷惑をかけてしまった事について、
丁寧に謝罪しましょう。
まとめ
内定の辞退は、しかたのない事で就活にはつきものです。
ただ、大切なのは、先方に失礼のないように
誠意を持って自分の意志を伝えること。
辞退した企業と、後々どこで関わる事になるかわかりません。
ビジネスパートナーになる可能性だってあります。
社会人として誠実に対応し、気持ちよく新生活を迎えましょうね!
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