お部屋に敷き詰めたカーペットをまとめて丸洗い!!なんてできませんよね。
毎日人やペットが歩いたりくつろいだりして、ゴミやホコリ、汚れがつきます。
基本的にカーペットは洗濯機で丸洗いできないので、
専門のクリーニンクへお願いしないといけません。持って行くのも一苦労です。
ゴミやホコリはまだ掃除機である程度落とせても、よごれはその部分を拭き取るくらいです。
思い切って洗ってみても、洗濯後の乾燥が不十分で匂いが残って失敗なんてこともあります。
ここではそんなカーペットの洗濯方法をご紹介します。
カーペットって自宅で洗えるの?種類や素材は?
カーペットやじゅうたん、マットには様々な素材があります。
洗剤を使った手洗いや洗濯機を使う前にまずは
洗濯かそうかをきちんと確かめておかないと、
カーペットが傷み、元どうりにならないこともあります。
洗えない素材だと、専門業者に頼む必要があります。
:洗える素材
ポリエステル、ポリプロビレン、ナイロン、アクリル
(天然素材混合でも可のカーペットもある
:洗えない素材
ウール、コットン、シルク、リネン
自宅で洗えるかの判別は『色落ちしやすいかどうか』がほとんどです。
化学繊維の素材なら掃除できますが、
色鮮やかな染色の天然素材は色落ちがあるので洗濯不可です。
その他、大きさや縮んでしまうなどの素材の特性もありますので、
洗濯表示を確認することと、家庭で洗えるか洗えないかの素材を知っておきましょう。
カーペットを自宅で洗濯する方法とは?
①掃除機を使ってゴミ、ホコリ、ダニを除去
掃除機で押さえつけたり、
ドンドンと叩いてしまうとかえってホコリが取れにくくなるばかりか、
カーペットを傷めてしまいます。
優しく、パイルの毛を起こすように逆目にかけると、
中のホコリが吸い出しやすいのです。
②ゴム手袋をはめてカーペットをこする!
最近の掃除機は性能がいいので細かいゴミや毛などよく吸い取ってくれます。
それでもなかなか取れない絡んだ髪の毛や、
ペットの毛をキレイに吸い取ることは難しいですよね。
この方法を使えば掃除機のようにホコリがまいにくく、
毛並みを傷めずに済みます。
しかし、全体に行うのはあまりにも大変なので、
部分的に気になる箇所を行います。
③洗剤を使って拭き掃除
普段使っている食器用洗剤または粉末中性洗剤を掃除用バケツなど
に水で薄めてつくっておきます。
雑巾に洗剤を染み込ませて硬く絞ります。
毛並みに沿ってカーペットの根元まで染み込ませるように拭いてしばらく置いて置きます。
④水拭き作業する
別の雑巾を水で濡らせて固く絞り、
洗剤が落ちるまでしっかり水拭きをします。
汚れを広がらせないためにカーペットの端から中心に向かってふき取るといいでしょう。
水拭きの後は、乾いた雑巾で乾拭きします。
⑤よく乾燥させる
なかなか乾かない時はドライヤーを使って乾燥させたらいいです。
半乾きのまま敷いてしまいますと、
湿気でカビやダニの発生原因となってしまします
落ちにくいカーペットの汚れをとる方法とは?
①カーペットについてしまった汚れをティッシュや紙、乾いた布などをあてて、
素早く吸い取ります。
②少量の水を布か雑巾に染み込ませ、
汚れの中央に向かって擦らずにたたくように染み抜きします。
③なかなか汚れが落ちそうにない場合や水を弾く油性の汚れやシミは、
台所用洗剤か粉末中性洗剤を水で十分に薄めて、
布に染み込ませて②と同じようにたたくように染み抜きします。
④少量の水を染み込ませた布でキレイに拭き取ります。
あとはしっかり乾燥させます。
まとめ
カーペットは大きのでいつでもすぐに掃除できるものではありません。
家族が集まるリビングなどに敷かれているカーペットは日常生活の
汚れもたくさん溜まってしまいます。
掃除や洗濯のコツなどを参考にして汚れを取り除いて、
隅々までキレイにしましょう。
使用しているカーペットがどのタイプのものなのかを把握して、
素材やデザインに適した洗濯ができるといいですね。
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