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これってマナー違反!?結婚式の引き出物なしについて!


結婚式。
どんなウエディングドレスにしようか、
どこの式場がいいのかしら?と
夢がふくらんでしまいますね。

いざ、結婚式の会場などが決まると、
料理はどれにする?親戚や上司、友だちなど
招待客はどうする?といろいろなことを決めていかなくてはいけません。

そこで、悩むのが引き出物。

友だちの結婚式などに出席した方は、
もらった引き出物があまり好みではなかったので、
困ったという話をよく聞きますね。

なので、
自分の結婚式では引き出物はなしに
したいなぁと考えている新郎新婦も最近は多いのではないでしょうか?

そこで、引き出物なしって非常識?なしにした場合は、どうすればいいの?
について紹介したいと思います。

結婚式引き出物なしってマナー違反なの?

そもそも、引き出物とは何か知っていますか?
平安時代の貴族が、宴を開いた主催者が庭に馬を「引き出して」宴に招いた
お客様に贈ったことがはじまりとされています。

宴に来ていただいたお客様とこれからも良好な関係が続くようにという願いも
込められたお礼の品、お土産という意味合いで送られていたようです。

明治時代以降には、一般庶民の間でも結婚式が行われるようになり、引き出物も
結婚式とともに一般的になってきました。

最近の結婚式は、どちらかというと新郎新婦ふたりのものという考えで行われることが
多いですが、結婚式とは「家と家とのつながり」という考えが根強いのも事実です。

とくに、年配の出席者の方は、お礼の品も贈らないのは、
新郎新婦だけでなく、新郎新婦のご両親の印象にもかかわってきますので、
よく相談して決めることをおすすめします。

ふたりの門出をお祝いしにかけつけてくれた出席者の方々と良好な関係が続くように
という願いを込めるのであれば、やはり引き出物をなしにするのは、難しいように
思います。

結婚式当日は引き出物なしにしたい場合は?

昔は、引き出物と言えば、大きくて重たいものほど価値があるとされていたことも
あり、食器や新郎新婦の名前入り時計などもありました。

しかし、遠方から来ていただいたりすると荷物になるようなものは贈りたくないですね。
結婚式当日は、できるだけ荷物を少なくしたいので、引き出物をなくしたい場合は、
どうすれば失礼にならないのでしょう?

まず、引き出物をなくす代わりに、披露宴の料理をワンランク上のものにするという
考えも最近は多っています。

しかし実際のところ、結婚披露宴の出席者は、料理のランクがどれほどの
ものなのかはわかりません。

人によっては豪華な料理と思う方もいれば、
そうは思わない方もいます。感じ方はそれぞれなので、
料理のランクを引き出物代わりにすることは、おすすめできません。

引き出物とは、結婚式に出席していただいたお礼の品ですので、
もし、結婚式当日に渡さない場合は、後日、郵送することがベストでしょう。
結婚式当日の各ゲストテーブルに引き出物を郵送することを説明した案内カードを
置いておくといいでしょう。

例  
本日はご多用の中
ご臨席いただきありがとうございます。

ふたりが真心こめて選ばせていただいた引き出物は
お荷物にならないよう○月○日に
ご自宅まで宅配させていただきます。

今後とも末永くよろしくお願いいたします。

メッセージカードもよく読まない方もいますので、披露宴の中で司会の方に案内して
もらうのもいいと思います。

結婚式の引き出物で喜ばれるものとは?相場などは?

結婚式の引き出物は、やはりはずせないですね。
当日に渡す場合でも、郵送する場合でも、
気に入ってもらえるものを贈りたいですね。

そこで、引き出物の値段の相場はいくらぐらい?や人気のものってどんなものがあるの?
について、紹介したいと思います。

親族や友人、会社の上司など、
贈る相手によって品物の内容や品数をかえる方が
多いようです。

・親族・・・約7,000~12,000円
・友人、同僚・・・約3,000~7,000円
・上司・・・約5,000~10,000円

親族は、これから一生のお付き合いが始まります。
両家の両親の顔を立てることも大事ですので、
よく相談した上で送るとよいでしょう。

友人、同僚は、一般的なご祝儀が約3万円が相場とされますので、その金額に対しては
3,000~7,000円の金額が多いようですね。

上司を招待する場合は、スピーチをお願いすることも多いので、お礼を兼ねて
友人や同僚とは差をつける方が多いようです。

結婚式は、何かと出費がかさみますが、引き出物を節約しすぎてしまうと
新郎新婦の印象にもかかわってきますので、注意したいですね。

まとめ

結婚式は、新郎新婦の新しい門出です。
これからの二人を祝福しにかけつけてくれた親族や友人、
上司の方などに、失礼があっては、
今後のおつきあいにも困ることになります。

ですので、両家のご両親によく相談し、どちらも納得がいく方法を選んで
幸せな結婚式にしてほしいですね。

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